中川 
オールインワンと言えば、ファッションでも、オーバーオールやサロペット、そしてワンピースもオールインワン・スカートタイプということになるそうですが、ここではスキンケア商品のオールインワンについてのお話しです。
スキンケアの歴史
ここでちょっとだけ、スキンケアの歴史について触れてみたいとおもいます。
文明が発達する前の太古の昔から、動物が毛繕いをし、水鳥が羽繕いをするように古代の人間たちも水浴びをして草木の汁などで乾燥から身を守っていたと考えられます。驚くことにメイクについての記述は「日本書紀」「古事記」に既にあり、６世紀後半には原始的な化粧から、美を意識した化粧へ発展しました。
オールインワン商品は本当にこれ1本で大丈夫？
メーカーがオールインワンと謳っているスキンケア商品は基本的に大丈夫と言えます。しかしお肌はとてもデリケートです。特に女性は生理前・生理後では明らかに違います。オールインワンは水分と油分の調整が出来ないので、その日のお肌の状態をみて、日によってはプラス1のスキンケアが必要です。
CoQ10はオールインワン商品に最適
CoQ10＝ユビキノンは強い抗酸化作用を持っていて体の細胞を攻撃する「活性酸素」のダメージから肌を守ってくれます。美肌の大敵であるしわやシミなどの老化現象は、コラーゲンの減少によって引き起こされますが、CoＱ１０はこのコラーゲンを作り出す皮膚の細胞を活性化させる働きもあります。
オールインワンタイプのスキンケア商品を扱っていてよくいただくご質問は、
☆いつ使ったら良いですか？
☆化粧水の後ですか？乳液の後ですか？
☆1回の使用量はどれくらいですか？
などが多いです。
もちろん丁寧を心掛けてご対応させて頂いていますが、本音を言えば「ご自身が納得いくようにお使いください」です。
確かに、下地クリームや日焼け止めを塗った後に化粧水をつける人はいないと思いますが、今はメイクの後から吹きかける保湿スプレーや日焼け止めスプレーなどもありますよね。
先ほどもお話ししましたが、基本はオールインワンで。肌の状態を見て別のクリームなどプラスしても良いですし、物足りなさを感じるときは、同じオールインワンを追加しても良いと思います。
まとめ
大事なのは、肌の状態を観察する習慣をつける事です。季節の変わり目もご用心くださいね。
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山田 
岸 
杦村 
