こんにちは ハマリの中川です。
私は以前(ほんとに遠い昔です)外資系化粧品メーカーの販売員をしていました。
直接お客様にメイクをしながら販売していた時には何も考えませんでしたが、
最近、化粧品売り場に当たり前のように並んでいるたくさんの商品を見て、
この一つ一つにメーカーの開発や販売に携わる人達が大勢いるんだなぁ~と、
当前のことを考えるようになりました。
というのも、近々ハマリよりスキンケア商品が新発売されます!
この開発に関わることが出来たので、会社が新商品を開発→販売するということについて少しお話しさせて下さい。
でもこれはあくまでもうちの会社の場合です。
会社が新商品を作ろうとするきっかけは?
2つのきっかけ「素材や成分」と「何とかしないとダメだ」
新商品開発は2つのパターンから始まると思います。
まず、新しい、話題になっているとかの使いたいメイン素材や成分があり、開発しようというパターン。
もう一つは「何とかしないとダメだ」というパターン。
今回の開発は後者の「何とかしないとダメだ」から始まりました。
販売しているスキンケア商品はあるが…
ハマリで唯一販売しているスキンケア商品。
コエンザイムQ10αがたっぷり入っています。
なのにあまり人気がない、
つまり売れていない。
でも終売するには勿体なさすぎる。
そんな状況でした。
商品名やデザインって誰が考えるの?
店頭に並んでいる商品の名前や、
パッケージデザインをどれくらい真剣に見ていますか?
でも成分・量・値段が同じような場合、
好みのデザインや色彩で購入を決めることもありますよね。
商品名がなんかおしゃれ!って手に取ってみたり。
商品名やデザイン、案外簡単に決まることも
やはり大切な商品名とデザインですが、
案外簡単に多数決で決まったりしてます。
もちろん考えてって丸投げされたデザイナーさんは大変です。
きっと産みの苦しみを味わいながら考えてくれたのですが、選ぶ方は最終的に自分が好きかどうか。
商品の値段はどうやって決めるの?
メーカーにとって値決めはとても難しい
安くして少しでも多くの方に使ってもらいたいですが売れば売るほど赤字になったら、会社は成り立ちません。
でもデザインとか感性がものを言うのとは違って、金額は仕入れ価格を元にこれまでの経験に基づいてはじき出されます。
後は会社のトップが首を縦に振ってくれれば決まりです。
まとめ
こんな文章にまとめると、簡単に新商品が出来たように聞こえますが、
社内で意見がぶつかり合って暗礁に乗り上げたり、
ちょっとした伝達ミスで工場に大迷惑をかけたり・・・
色々ありました。
「何とかしないとダメだ」で始まって、実際に出来上がるまで2年もかかってしまいました。
ですがその甲斐もあって、
以前より数段アップした良い商品が出来ました!
またしても自画自賛です。
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