コロナウイルスの広がりから、現在注目されている感染対策。手洗い・うがい、マスクの着用、アルコール消毒は当たり前になってきましたが、感染予防を考えるうえで、唾液の量はとても重要なのです!
今回は意外と知らない、唾液のチカラと唾液を増やす方法についてお話しします!
私たちの身体を守る唾液とは?
唾液は、口の中の潤いを保ち、食べ物を飲み込みやすくするだけではなく、口の中に入った菌が増殖することを防いだり、口臭の予防、虫歯・歯周病から守るなど、様々な働きをもっています。
唾液の成分には、菌と戦う免疫成分や抗菌成分、消化を助ける酵素などが含まれています。
口に入った細菌を唾液中の成分がやっつけることで、菌が体内に取り込まれることを防ぎ、私たちの身体は守られているのです。
1日に出る唾液は1.5リットル!
私たちの身体を守り、口内環境を整えるために重要な唾液は、健康な大人で1日に約1.0~1.5リットルも分泌されています。
分泌量は一定ではなく、ご飯を食べるときに多く分泌されたり、寝るときには分泌量が減ったりと調節されています。
ちなみに梅干やレモンを見たときに、唾液が多く分泌されるのは、酸っぱいものには毒性のあるものも多いため、脳が身体を守るために唾液を分泌しているそうです。
唾液の量が減ったら要注意!唾液が減る原因
このように唾液は身体を守るうえでとても大切なものです。ところが、唾液の量は老化やストレス、水分不足や口呼吸などによって減少してしまうことがあります。
唾液が減少して、口内が乾いた状態になると、口がねばつき口臭や歯周病の原因になったり、抗菌作用が低下し感染症にかかりやすくなってしまします。
そのため菌やウイルスに負けない身体を作るためには、唾液の量を増やしてあげることが大切になってきます。では、どうすれば唾液量は増えるのでしょうか?
唾液を増やす方法
水分を十分に摂り、水分量を増やす
唾液の99%は水分です。水分摂取が足りていない状態だと、唾液の分泌量も減ってしまします。意識的に水分を摂るよう心がけましょう。
よく噛んで食べる
噛むことで唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促進されます。ガムやするめなどよく噛むものを取り入れるのもおすすめです。
亜鉛を十分に摂取する
亜鉛は、正常な味覚を維持したり、口内環境を整える働きをする重要なミネラルです。食事だけでは不足しがちな栄養素のため、意識して取り入れましょう。
まとめ
唾液は、私たちの身体を守るためにとても大切なものです。普段あまり意識しない部分だかこそ、この機会に見直してみてはいかがですか?唾液をたっぷり出して、感染症に負けない身体をめざしましょう!
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