あれ?なんかフラッとするな・・・。今まではそんなことなかったのに、妊娠をしてからこんな風に感じる事が多くなった。。。。
そんな妊婦さんはいらっしゃらないでしょうか??
女性は毎月月経も起こるため、普段通りに生活をするだけでも鉄分が不足しがちだと言われますが、特に妊婦さんはおなかの中の赤ちゃんの発育のために鉄分が必要となり、貧血になりやすくなります。
貧血も重度になると、お母さん、そして、おなかの赤ちゃんの成長にも影響があるといわれます(・_・;)
おなかの赤ちゃんが健やかに成長するためにとっても大切な鉄分!鉄分ってビタミンとの相性が良いこと、皆様はご存知でしょうか??
貧血対策には鉄分の摂取が一番!!鉄分の中でも吸収率が良いとされる食材のご紹介と共に、鉄分のビタミンとの良い関係についてご紹介します!
妊娠すると、どうして貧血になりやすくなるの??
妊娠中は赤ちゃんとお母さんの身体はへその緒を通じて繋がり、お母さんが毎日口にするもので赤ちゃんが大きく育っていきます。
妊娠中期頃になると、子宮内に胎盤ができ、赤ちゃんに血液が送られるようになります。
受け取った血液から身体をつくるために必要な栄養素を赤ちゃんがどんどん受け取ることで、赤ちゃんの身体はどんどん大きくなっていきます。
だから、お母さんの身体も赤ちゃんを育むため、血液の量が妊娠前の約1.4倍に増加します!
数字だけを見ると、増えてるから問題ない!!!と思われそうですが、、、
実は、その増えた血液成分に問題が!!!!
通常時に比べ、血液内に含まれる水分の量=約1.5倍、けれども赤血球量=約1.2倍にしかならないため、いつもより濃度の薄い血液が身体を巡ることに(><)
そのため、妊娠中は貧血を起こしやすくなってしまうのです。
貧血にならない身体作りとは??
可愛い赤ちゃんをはぐくむためにも、とても大切な血液。
その主な成分は鉄分だという事は、みなさまも良く知っておられると思います。
妊婦さんが1日に摂ると良いと言われる鉄分推奨量は1日約18㎎。
コレをほうれん草だけで摂取しようと思うと、どれぐらい食べないといけないわかりますか??
ほうれん草だと、 ↓↓ コレ ↓↓ ぐらいです!!!
(ほうれん草だけだと1日量は約1㎏!!)
すごい量ですね。(汗)
ほうれん草だけを毎日こんなに食べ続けることはかなり難しいと思います。
じゃあ、どうやって食事に摂り入れよう?何か効率の良い食材はないのかな??と思われた方!
鉄分が豊富に含まれる食材の中でも、吸収率が高いと言われるものがあるんです!
それは動物性の食材(肉や魚)に多く含まれる”ヘム鉄”と呼ばれるもの。
この”ヘム鉄”はたんぱく質にくるまれている形状のため、元の状態から身体に吸収をされやすいのです!
反対に、先程ご紹介をしたほうれん草などの野菜や穀類に含まれているものは、”非ヘム鉄”と呼ばれ、そのままの状態では吸収をされる時に活性炭素を出して粘膜を攻撃するため、吸収率が悪くなると言われています。
じゃあ、そういうものは食べない方がイイの??と心配になってしまいますが、ご安心下さい!!
”非ヘム鉄”はビタミンCを多く含む食品と一緒に摂取すると、吸収率がUPするのです!!
つまり、鉄分が多く含まれる食材をバランスよく食べ、
そして、ビタミンCが多く含まれる食材も一緒に食事で摂る!
これを心掛けることが貧血予防の一番の近道になるのです!!
※鉄分が多く含まれる食材やビタミンCが多く含まれる食材は下記の表を参考にして下さい。
☆鉄分が豊富に含まれる食材はコチラ!
(厚生労働省 日本人の食事摂取基準 2015年版)
☆ビタミンCが豊富に含まれる食材はコチラ!
(文部科学省 日本食品標準成分表 2015年版)
最後に
毎日の食事のメニューに鉄分とビタミンCをいつもより少し多めに摂り入れるだけで、貧血は少しづつ改善に向かっていくはずです!!
貧血以外の体調の変化も起こりやすい時期ではありますが、可愛い赤ちゃんとの二人の時間はあっという間に過ぎていきます!!(経産婦の私が言うから間違いないです!笑)
心も身体も無理をすることなく、楽しいマタニティライフをお過ごしください♪
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