冬に向けて免疫力ケアを！～免疫力を上げる5つの食材～

12月に入り急に冷え込み、布団から出るのも億劫となるほど冷え込む日が増えてきました。

健康のためにも外に出たいところですが、最近は連日新型コロナウイルスの報道がなされており、外へ出るのを躊躇している人は多いのではないでしょうか？

今回は、以前にお話しした新型コロナウイルスの話題のおさらいと、ウイルスに負けないカラダ作りのために、免疫力を上げる食材についてご紹介いたします。

今年の冬はウイルスに要注意！～ウイルスについて～

この時期になると、新型コロナウイルス以外に、インフルエンザや風邪などに罹る方も増加してきます。

では、どうして冬場はこれらウイルスによる病気にかかりやすいのか知っていますか？

答えは、「冬場はウイルスに感染しやすい環境が整っている」からです。ウイルスの適した生育環境は以下の条件です。

① 空気が乾燥している
一般的にウイルスは湿度が低い（40%以下）条件を好み、乾燥しているほど長時間生存します。

② 気温が低い
上記の湿度と同じく、ウイルスは低温の環境（15℃以下）で活動が活発になるのもが多く、逆に夏場のような高温環境では活動が弱くなるか死滅してしまいます。

そのため、「空気が乾燥しており」「温度の低い」冬場は、ウイルスが生育する最適な条件がそろっているといえます。

これらのウイルスに感染しないようにはどうしたらよいのでしょうか。うがいや手洗いなど、基本的な対策以外に、私たちのカラダに備わる免疫力をアップさせることも効果的です！

私たちのカラダには、ウイルスや細菌などの病原体や、がんなどからカラダを守るための機能が備わっています。（これを免疫（免疫系）といいます。免疫・免疫系についての説明は、詳しくは過去の記事をご確認ください。）

免疫系は寝不足やストレス、偏食などのマイナス要因によって機能が低下し、十分な睡眠、リラックス、栄養バランスの良い食生活などのプラス要因によって機能が上昇するといわれています。

そこで、次の章では冬場の食材で免疫力を上げる食材をいくつか紹介いたします！

鶏肉には皮膚や粘膜の健康を保つビタミンAや、疲労回復や免疫力を強化するカルノシンなどのたんぱく質が豊富に含まれています。

冬場ですと、お鍋をする際に鶏肉やつみれを入れることで手軽に摂取できますのでオススメです！

牡蠣には細胞の再生や免疫力を上げる効果がある栄養素の亜鉛や、たんぱく質が豊富に含まれた食材です。

特に、新型コロナウイルスに罹り重症化した方は、軽症の方と比べて血液中の亜鉛濃度が少ないという臨床報告がいくつか報告されていますので、亜鉛は意識して摂りたい栄養素です。

免疫と聞いて、乳酸菌を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか？

乳酸菌が多く存在する腸は、免疫と非常に密接にかかわっており、腸の環境を整えるだけで免疫力が格段にアップします。

さらに、ヨーグルトに乳酸菌のエサとなるオリゴ糖を加えたり、オリゴ糖を含むバナナなどの果物を加えると、乳酸菌のチカラをより高められるためオススメです。

冬といえばみかんですが、みかんには抗酸化作用や免疫力の維持に役立つビタミンCや、血流の改善や血管を強くする作用のあるヘスペリジンなど、免疫力に役立つ作用がいっぱい！

冬場はぜひ1日1個、みかんを食べてみてはどうですか？

ショウガに含まれる有効成分、ジンゲロールやショウガオールは血流を改善し、カラダを温めます。

体温が1度下がれば免疫力は30%下がるといわれていますので、体を温めるショウガは免疫力を維持するのにぴったりな食材です。

今回は免疫力を上げる食材をテーマに、免疫について紹介いたしましたがいかかでしたか？

うがい、手洗い、マスク、規則正しい生活など、基本的な対策をしっかりとしながら、日々の食事に上記の食材を追加して、この冬を乗り越えましょう！！

▼免疫力のケアにおすすめのサプリメントはこちら