あなたはコンタクトを使用していますか?着用しないと周りも見えないし、”使わない”という選択肢はない・・・。けれど、なんだか目が疲れたなーと感じているあなた。
コンタクトレンズを毎日付けているとエアコンの空調などで乾燥した室内で過ごす時間がしんどいなーと感じることや目に違和感や疲れを感じることはありませんか?
そこで、今回は目の疲れの原因や目の疲れから起こる眼精疲労の解消法、そして簡単な予防法をご紹介させていただきます。
コンタクトレンズをしていると、どうして目が疲れるの?
目の表面には涙の膜があり、角膜を守る役割をしています。
そして、菌やホコリなどの異物からも守るバリアの役割を果たしています。涙は目の表面を守るだけではなく、角膜に栄養成分や酸素を供給する働きをもっています。
コンタクトレンズ装着時は裸眼の時と比較すると目の表面の涙の量が少なくなるため、涙が膜の役割を十分に行う事ができず、一般的に”ドライアイ”と言われる症状を引き起こしやすくなります。
そのことから、乾燥が酷くなったことで不快感や痛みが発生することを私たちは目の疲れと感じてしまうのです。
涙の膜は光の屈折作用にも影響を及ぼすため、膜の厚みがスムーズに調整できなくなると視界がぼやけてしまったり、見え辛さが生まれたりすることを補おうとする時に毛様体筋(ピント調節機能を持っている目の筋肉の名称)がピントを調節するために緊張状態が続き、更なる目の疲れに繋がってしまいます。
コンタクトレンズを装着していても大丈夫!眼精疲労の解消法!!!
現在、テレワークや外出の自粛などでパソコンの画面を見る時間やスマートフォンの画面を見る事が増えた方も多いのではありませんか?
人は何かを集中して見ている時、まばたきの回数が普段より減少してしまう傾向があるので、更に目が乾きやすい状態になり目が疲れやすくなっています。
更にコンタクトレンズを装着している事で“ドライアイ”の状態が続き、分泌される涙の量も少しづつ減ってしまうことで、目の乾燥がどんどん悪化する可能性も。
目の不調がキッカケとなり頭痛や肩こりなどを引き起こすことを総称して”眼精疲労※”といいますが、”眼精疲労”になることを防ぐためにも、「あー、なんだか目が疲れたな・・・。」と感じた時は以下の3つを是非、試して見てください。
※眼精疲労とは目を過度に使うことで、目だけではなく全身に疲れを感じてしまう状態 ”ドライアイ”などもその一部とされる。
まずは目薬で目の乾燥対策!
「目が渇いたなー!」と感じたら、まずは目薬を!目薬をさしたらゆっくり目を閉じて下さい。数分間、目を閉じるだけでも目を休めて疲れを和らげることができます。
パソコンの画面と目の距離を意識的に離す
パソコンやスマホなどの画面と目の距離は、最低でも40cm以上離すのがよいとされています。(厚生労働省「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」)
自分の目を守る為にも、意識的に離すことを心掛けて下さい。
疲れた一日の最後に!目元をあたたかいタオルで温める。
「目がしんどいなー、疲れたなー」と感じた時は目元をあたたかいタオルでゆっくりと温めるだけでも目の疲れが和らぐことがあります。
目の周りの血流を良くする効果もあるのでおススメです。
コンタクトレンズを使いながら簡単にできる疲れ目の予防法!
コンタクトレンズは乾燥をしやすいとは言われますが、視力が悪い方にとっては毎日付けなければいけないものですよね。
そんな毎日欠かせないコンタクトレンズを使いながら、目を守るために簡単にできる眼精疲労の予防法をご紹介します。
近くと遠くを交互に見る
人は近くを見る時は毛様体筋が収縮、そして、遠くを見る時は毛様体筋が緩まることで目はピント調節を行い、「見える」状態をつくっています。
毛様体筋の緊張状態が続くと目の疲れや眼精疲労のキッカケとなってしまうため、1時間に1回程度は遠くを見て目の筋肉を緩めるようにしましょう。
度数のあったコンタクトレンズを選ぶ
現在はインターネットなどでコンタクトレンズを購入することもできるので、購入のたびに目の検査を受けられない方もいらっしゃると思います。
ですが、度数のあっていないコンタクトレンズは疲れ目の原因となりますので、「最近、目が疲れるなー」と思うことが増えた時は眼科での視力検査のタイミングかもしれません。
今の自分の目にあった最適な度数を選びましょう。
アスタキサンチンが豊富な食材を食べる
イクラや鮭などに豊富に含まれる”アスタキサンチン”には強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を取り除き、目や身体を疲れにくくしてくれます。
”アスタキサンチン”の抗酸化力は抗酸化作用のある素材として知られるビタミンCの5,000倍ともいわれています。
毎日の食事に取り入れ積極的に摂取することを心掛けることで、目の疲れや眼精疲労を明日に持ち越さない事にも繋がります。
▼アスタキサンチンの抗酸化力について詳しくは
まとめ
普段はコンタクトレンズを装着されている方も自宅時間はコンタクトレンズを外しメガネで過ごすなど、目をリラックスした状態にすることも大切です。
毎日のちょっとした心がけで目の疲れや眼精疲労は予防することができます。
目の疲れに対しては、できる事から少しずつ始められてはいかがでしょうか♪