公開日: 2020年8月10日 - 最終更新日: 2022年2月10日

男の子育て=息子と甲子園を目指すためのおススメ方法と亜鉛の役割

瀬沢
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2020年夏の高校野球は皆さんの様々な思いを込め、甲子園で交流試合が開催されます。

ご家庭に男の子が誕生した時に、「この子が大きくなったら、キャッチボールをしてみたいなぁ」と思う父親は多いのではないでしょうか。以前に比べると野球よりサッカーを選ぶ子供が増えたとはいうものの、やはり日本人にとって野球、そして甲子園は特別な存在ですね。

息子が小学生になったので一緒にキャッチボールを始めようというお父さんや、地域の少年チームで頑張る息子を如何にサポートしようかと悩むお父さんに向けて、「やり方によっては、夢ではなくマジに甲子園を目指せますよ!」という方法と、そのときに「亜鉛が果たす重要な役割」を私の経験などに基づいて書いてみようと思います。

 

小中学校時代を、どのように過ごすか?が運命の分かれ道

 

息子とのキャッチボールは楽しいものですが、それ以上に楽しいのが息子の野球チームの応援です。

ひいきのプロ野球チームや出身高校の応援などとは比べ物にならないほど、エキサイティングでハラハラドキドキの連続!大会でライバルチームに勝ったときには、親子で感涙にむせびます。

小中学校時代に部活ではなく、学校外の野球チームに息子が入ると、活動に父兄の応援が必要になりますが、その結果、間違いなく父子の絆が強くなります。
そして、そういう親子が見る夢は“甲子園”です。

今年の高校野球 甲子園大会に出場できるのは全部で32チームです。1チーム18名の登録がありますから合計576名の選手が参加することになります。調べてみると、このなかでなんと6割の349名の選手は中学時代に学校の部活ではなく、学校外の硬式野球チームであるボーイズリーグ、もしくはリトルシニアに所属していた選手だということが判明しました(349名の内訳は、ボーイズリーグ211名、リトルシニア138名)。6割というのは全登録選手に対する割合ですので、レギュラー選手に対する割合になるともっと高いかもしれません。

両者は共に中学生の硬式野球組織ですが、リトルシニアが小学生リトルリーグの中学部門、ボーイズリーグはそのリトルシニアから分かれる形で元南海ホークス監督の鶴岡一人氏の主導で設立された組織です。現在、ボーイズリーグには721チーム、リトルシニアには549チームが所属し、近畿を中心に西日本に多いボーイズリーグと東日本に多いリトルシニアという特徴があります。

“甲子園”を夢見て親子で目指すのなら、中学でボーイズリーグ、もしくはリトルシニアに入るという前提で、小学生のうちは少年軟式野球の地域チームに入ることをお勧めします。例えば、私が住んでいる大阪府には全日本軟式野球連盟 大阪府支部があり、少年部には360チームの登録があります。甲子園球児の一般的な野球経歴は、小学校の時に少年軟式野球 ➡ 中学校でボーイズリーグかリトルシニア ➡ 高校で甲子園常連校 となっており、ボーイズリーグなどの強豪チームは全国の甲子園常連校と太いパイプがあるのです。甲子園常連校のスカウトはボーイズリーグやリトルシニアの練習グランドを周って、次期戦力に思いを巡らします。

 

 

 

少年軟式野球からボーイズリーグへ進み、「大きなカラダ」を創る

 

私の愚息は、小学生のときに近所(大阪府南部)の少年軟式野球チーム「美加の台ファイアーズ」に所属しましたが、このチームが強くて大阪府大会では必ず上位まで勝ち進みました。

このとき、大阪府南部エリアでのライバルチームが「岸和田イーグレッツ」で、そこのエースが前田健太クンでした。前田健太クンは、中学になるとボーイズリーグの「忠岡ボーイズ」に入り、高校はPL学園に進学し甲子園出場を果たしました。その後、ドラフトで広島東洋カープから単独1位指名を受けてプロ入りし、今は米国メジャーリーグで活躍されていることは皆さんよくご存じのとおりです。

愚息は中学生になって、ボーイズリーグの「堺ビッグボーイズ(堺中央)」に入りましたが、この年のボーイズ同期には前述の前田健太クンの他に、田中将大クン=「宝塚ボーイズ」がおり、2年先輩で中学3年になったダルビッシュ有クン=「オール羽曳野」は全国大会ベスト8の後、全日本メンバーとして海外遠征して世界3位という成績を収め、中学生にして既にボーイズリーグ内部では有名な存在でした。

現在、読売ジャイアンツで活躍する坂本勇人選手は、伊丹市の少年軟式野球「昆陽里(こやのさと)タイガース」で田中将人投手とバッテリーを組んでいましたが、この時は坂本選手が投手で田中選手が捕手だったというのも面白いですね。坂本選手は、中学ではリトルシニアの「伊丹シニア」に所属して、高校は八戸学院光星高校に進学し甲子園に出場しています。

愚息が所属した「堺ビッグボーイズ」に話を戻すと、3年後輩に筒香嘉智選手(➡ 横浜高校 ➡ 横浜DeNA ➡ 米国タンパベイ・レイズ)、さらに4年後に森友哉選手(➡ 大阪桐蔭高校 ➡ 埼玉西武ライオンズ )が出て、それぞれ甲子園での活躍に留まらず、プロ野球でトップ選手になっています。このチームは、毎年平均2~3名の甲子園出場者を排出しており、愚息の同期仲間は美加の台ファイアーズの仲間を合わせると計3名が甲子園に出場できました。

小学校の時に少年軟式野球 ➡ 中学校でボーイズリーグかリトルシニアというのが、「如何に甲子園へのメインストリートであるか」と、さらに「プロ野球や米国メジャーリーグへつながる道でもある」ということをお分かりいただけたかと思います。

 

※ここで、登場した選手の進路をまとめておきます。
前田健太選手:少年軟式野球「岸和田イーグレッツ」 ➡ ボーイズリーグ「忠岡ボーイズ」
➡ PL学園高校 ➡ 広島東洋カープ ➡ ロサンゼルス・ドジャーズ ➡ ミネソタ・ツインズ
田中将大選手:少年軟式野球「昆陽里タイガース」 ➡ ボーイズリーグ「宝塚ボーイズ」
➡ 駒澤大学付属苫小牧高校 ➡ 東北楽天ゴールデンイーグルス
➡ ニューヨークヤンキース
ダルビッシュ有選手:少年軟式野球「羽曳野ブラックイーグルス」 ➡ ボーイズリーグ「オール羽曳野」
➡ 東北高校 ➡ 北海道日本ハムファイターズ ➡ ロサンゼルス・ドジャーズ
➡ シカゴ・カブス
坂本勇人選手:少年軟式野球「昆陽里タイガース」 ➡ リトルシニア「伊丹シニア」
➡ 八戸学院光星高校 ➡ 読売ジャイアンツ
筒香嘉智選手:少年硬式野球「和歌山ニューメッツ」 ➡ ボーイズリーグ「堺ビッグボーイズ」
➡ 横浜高校 ➡ 横浜DeNAベイスターズ ➡ タンパベイ・レイズ
森友哉選手:少年軟式野球「庭代台ビクトリー」 ➡ボーイズリーグ「堺ビッグボーイズ」
➡ 大阪桐蔭高校 ➡ 埼玉西武ライオンズ

 

 

 

決め手である「大きなカラダ」を、目指すための栄養素は「亜鉛」

 

ボーイズリーグの強豪チームに入団した私の愚息ですが、この後、甲子園出場どころか、中学2年で堺ビッグボーイズを退団して別の道を目指すことになってしまいます。それは、カラダが大きくならなかったからです。

野球というスポーツは、ボールを遠くに投げたり飛ばしたりということを競うスポーツです。従って、強靭で大きなカラダを必要とします。彼は親に似ず、運動神経が発達していて機敏に動くことが出来ましたが、身体が小さくて、この頃は身長が145cm程しかありませんでした。中学生といえども、ほとんどの選手が160~170cmを超えるなかで、この身長では打っても投げても距離が出ず、試合に出るのは最後の守備固めのときだけでした。

小学生の時は大阪府大会400チームでベスト4常連という美加の台ファイアーズの1番ショートで、驚異の出塁率7割とライバルチームのエース前田健太投手に対しての打率6割を誇り、中心選手の一人だったというのに、中学生になったら強豪チームの一員ではあるものの守備要員になり下がってしまったのです。(驚異の出塁率7割は、彼の身長が低すぎるので相手投手が投げ難くく四球を続出するためではありましたが…。彼が退団して目指した競馬の騎手と競馬サークルについては、機会があればブログに書きたいと思います。)

それに比べて、南大阪エリアのライバルチームで競っていた前田健太クンの身長の高さは際立っていました。全員整列した時も彼一人だけ頭ひとつ上に突き出ていて、とても目立っていました。現在の前田選手の身長は185cmですが、小学6年(11歳)の頃は、平均身長145cmに対して160cmを超えていたものと思われます。ピッチャーの技量としては彼より優れた投手は南大阪に沢山いましたが、身長と体格の立派さについては比類ないものがありました。同様に身長の高さという点において、南大阪エリアで子供の頃から前田クン以上に目立っていたのが、ダルビッシュ有クン(現在の身長196cm)だったのです。

甲子園に行きたいのなら、高校生になるまでに、出来れば小学生~中学生のうちに高い身長の大きなカラダを創りたいものです。

大きなカラダを創るためトレーニングと共に必要な栄養素のことを、私は愚息の悔しい思いの8年後、ハマリ入社によって知ることとなります。それは、「亜鉛」です。

亜鉛は、鉛という漢字を含んでいるので何かカラダに悪いもののように思われがちなのですが、実はカラダにとって必要で大切な栄養素のひとつです。骨や筋肉、皮膚などにたくさん含まれています。

新しい細胞が創られるときには、必ず亜鉛を必要とします。急激に成長する赤ちゃんにとって必要不可欠なのもので、母乳や粉ミルクにも亜鉛が必ず含まれています。亜鉛が充分にあることで速やかな細胞分裂が促され、赤ちゃんは成長します。

また、成長に必要な成分を合成したり、スポーツそのものに必要なエネルギーを獲得するために行われる「新陳代謝」にも亜鉛が必要です。たんぱく質と亜鉛を合わせて摂れば、全身の新陳代謝が活性化されます。子供の成長期は新陳代謝が活発な時期なので、亜鉛の必要量が増加します。不足しないように、意識的に亜鉛を含んだ食品を摂取する必要があります。

また、カラダの活動を支える300種類以上の酵素の生成に、亜鉛が関わっています。成長に関係するホルモンの原料になるたんぱく質や遺伝子を作ること、そのほか骨の成長にも関与していますので、亜鉛が不足すると成長が阻害されて、低身長となる可能性があります。逆に、しっかり亜鉛を摂ることでたんぱく質の生成と骨の成長が促進されます。

もっと早く、「亜鉛と成長の関係」について知っていたかったものです。

また、皮膚の状態を健康に保つうえでも亜鉛は重要な役割を果たしていて、亜鉛が不足するとケガや傷の治りが遅くなったりしますので、ケガや傷が絶えないスポーツ男子には(もちろん女子にも)亜鉛は欠かせない栄養素です。

亜鉛を多く含む代表的な食品は、牡蠣(かき)ですが、牛肉・豚肉・小麦胚芽・切り干し大根・チーズ・納豆・アーモンドなどにも含まれています。にもかかわらず、世界の人口の4分の1が亜鉛不足といわれています。亜鉛のサプリメントは安いのでサプリで補うという方法もあります。

 

 

少年軟式野球×ボーイズリーグ+亜鉛=甲子園+α(プラスアルファ)

 

野球にせよサッカーにせよ、我が子が学校外のスポーツチームに入団すれば、その5~6年間くらい、ご両親の土日は無くなってしまいます。コーチや車出し、試合や大会応援と忙しくなりますが、親子の絆が深まりますし、地域の親どおしのつながりや、他人のお子さんとのつながりも出来て、そのお子さんが大きくなっても街で挨拶されて嬉しくなったりします。

親子で甲子園の夢を追うことは楽しいことですし、それが叶わなくともスポーツとカラダ創りの二人三脚は家族の大きな財産となること間違いなしです。そして、その際には大切な「亜鉛」の存在をお忘れなく!

 

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瀬沢

健康食品事業部ハマリの健康食品
広告会社に30年勤務後、ハマリ産業に入社して健康食品の販売促進に携わっています。コンプライアンスに注意しながら、如何にサプリメントの良さを皆さまに分かっていただけるか?が現在のテーマです。「ヒトは歩く動物」という信念?のもとに、早朝タウンウォーキングを自己の健康維持の中心に据えているので、このあたりから広がる話題と情報を発信できればと思っています。
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