こんにちは。ハマリの杦村です。
高校の友人が福井に嫁いだことがきっかけで、毎年足を運ぶようになった福井。
鯖寿司が大好きな私は、毎回お決まりのお店で食べる鯖寿司を楽しみにしています。
初めてそのお店で鯖寿司を食べたのは11月。
ところがそのあと訪れた7月に食べたときは、
と別物のように感じました。
今回は季節によって味が変わる、秋冬に魚が美味しくなる理由についてご紹介したいと思います!
杦村
・秋冬の魚が美味しい理由を知りたい
・魚の美味しい季節を知りたい
・冬と夏の魚の栄養の違いが気になる
季節によって味が全く違う!秋冬に美味しい鯖寿司
福井から京都までを繋ぐ海産物の物流ルートである「鯖街道」。
そのなかでも友人の紹介で、若狭街道熊川宿にある「まる志ん」さんというお店で、鯖寿司と葛そばを毎年頂いています。
11月に初めて鯖寿司と焼き鯖寿司を食べたときの感動と言ったら・・
見たことないくらい肉厚でジューシーで脂がのっていて、衝撃を受けました!
そしてその感動を忘れぬまま、翌年の7月にも同じ店へ鯖寿司を食べに行きました!
私の心を躍らせたあの鯖寿司と、いざ再会!!
ところが・・・
冬の鯖寿司の感動を一度味わってしまったがために、また冬の鯖寿司を食べたいなぁと思ってしまいます。
それからも何度かシーズンを変えて行きましたが、夏場はそもそも良いサバが入らないと鯖寿司を提供していない日もあるなど、季節によってかなり変化があるようです。
なぜ秋冬の鯖はおいしい?冬は脂をしっかり溜め込む
魚の種類により、旬の季節は異なりますが、秋冬に旬を迎える魚には以下の魚があります。
サバ、サンマ、鮭、カンパチ、太刀魚、ヒラメ、ハタハタ、ニシン、カツオ、ブリ、タラ、タイ、フグ、アンコウ、ワカサギ、シラウオなど
秋冬は脂乗りの良い、旬の魚がたくさんあります!
秋冬に魚が美味しくなる理由
海水温が低下するため
魚に脂がのる一番の理由は、海水温が下がることにあります。
夏場には25度前後あった海水温は、冬には10度を下回ることも。
魚は寒さの厳しい冬を乗り越えるために、秋ごろから餌をたっぷりと食べて、体内に脂などの栄養をため込みます。
脂は身体を寒さから守り、熱を生み出す働きがあります。
春の産卵前に栄養を蓄えるため
多くの魚は春に産卵を迎えます。産卵前の冬の時期には、身体に栄養をたくさん蓄えます。
蓄えた脂は、くちどけの良さや甘みを与えてくれ、蓄えたたんぱく質(アミノ酸)は旨みやコクを与えてくれます。
秋冬の魚は栄養もたっぷり!
旬の魚は栄養価が高い!
旬の魚はおいしいだけでなく、栄養価もとっても高いため、ぜひ旬に食材を味わいましょう!
魚には身体に良い脂とされているオメガ-3脂肪酸(n-3系脂肪酸)の
- EPA(エイコサペンタエン酸)
- DHA(ドコサヘキサエン酸)
が豊富に含まれています。
▼EPAについて詳しくはこちらの記事から
これらEPA、DHAという成分は、サバやサンマ、イワシなどの青魚に多く含まれます。
秋冬の魚に多く含まれるEPAとDHAの作用
EPAやDHA等のオメガ-3脂肪酸の作用には以下のようなものがあります。
・血流を改善し、血栓を予防する
・血圧を安定化させる
・血中コレステロール値を低下させる
・アトピーなどのアレルギー症状を予防する
・肌荒れや感染症を予防する
・認知症を予防する
・精神を安定させ、うつ病を改善する
旬の魚は値段も安いことが多いので、家計にも嬉しいですね!
まとめ
旬の魚は、おいしいだけでなく栄養が高く、値段も安い。
魚が好きな人にとっては秋冬シーズンは最高の季節ですね!
旬の季節においしい魚をぜひ味わってください!
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