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コロナウイルスについて

本来、時期的に花粉症に関する記事を作成しておりましたが、日本でも緊急事態宣言が出され話題となっていますので、今回はコロナウイルスに関して簡単に紹介いたします。

 

コロナウイルスとは?

コロナウイルスはその名が示す通り、太陽のコロナ(太陽表面に広がる大気で、皆既日食の際、月の裏側に隠れた太陽の周りから淡く広がる光として観察できます)のような外観をしているのが特徴です。コロナウイルスには様々な種類があり、哺乳類や鳥類に感染し、様々な症状を引き起こします。

現在確認されているヒトに感染するコロナウイルスは、大きく「風邪コロナウイルス」、「SARSコロナウイルス」、「MERSコロナウイルス」、「新型コロナウイルス」に分けられます。

風邪コロナウイルス

いわゆる風邪症状を引き起こす原因の70~80%はウイルス感染によるものといわれており、うち15%程度はコロナウイルスによるものといわれています。

ヒトに感染する風邪のコロナウイルスは4種類あり、感染した際の主な症状はくしゃみや鼻水、発熱などのいわゆる風邪症状です。症状は軽症のことが多いですが、高熱が出る場合があるといわれています。

 

SARSコロナウイルス、MERSコロナウイルス

コロナウイルスの名が一般の方々に広まったのは、この2つのウイルスによるところが大きいでしょう。SARSコロナウイルスは2002年に中国広東省で、MERSコロナウイルスは2012年にサウジアラビアで初めて感染が報告され、それぞれ「重症急性呼吸器症候群(SARS)」、「中東呼吸器症候群(MERS)」として世界各地に感染が広がりました。

どちらも重度の肺炎に発展しやすく、報告されている致死率では、SARSでは10%程度、MERSでは30%程度と非常に高いのが特徴です。

 

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、2019年11月に中国武漢で初めて感染が報告されたコロナウイルスです。2020年3月12日にWHO(世界保健機関)よりパンデミック(世界的な流行)が宣言され、日本においても2020年4月7に緊急事態宣言が出されました。

現在の報告によると、SARSコロナウイルス、MERSコロナウイルスほど致死率は高くないといわれていますが、感染力が非常に強いこと、症状が急激に悪化することがあるなどの特徴があるといわれています。

4月23日現在、全世界で260万人以上が感染しているとの報告がなされています。

 

感染しないために自分たちでできること

新型コロナウイルスの感染経路は“飛沫感染”と“接触感染”が主だといわれています。

飛沫感染とは「感染者からのくしゃみや咳で飛び散る小さな水滴(飛沫)を介して感染する」方法です。接触感染は「ウイルスが付着したものを触り感染する」方法です。くしゃみや咳による飛沫は2m以上飛ぶといわれていますので、

 

・ くしゃみ・咳エチケットを徹底する。

(マスクを正しくつけ、飛んでくる飛沫を防御する+飛沫を飛ばさないようにする。)

・ 人が密集する場所や狭くて換気の悪い場所を極力避ける。

(感染のリスクを下げる+他人に移さないようにする。)

・ 手洗いを徹底する。

(感染のリスクを下げる。)

 

ことを守るだけでも感染する確率をぐっと下げられます。また、基本的なことですが、

 

・ 睡眠をしっかりとる。
・ バランスのよい食事をとる。
・ 適度な運動をする。
・ ストレスをため込まない。

 

などを実践し、体調を整えることで、ウイルス感染だけではなく病気にかかりにくい体を作ることも大切です。

おわりに

今起こっている新型コロナウイルスによる感染拡大は、手洗いやマスク、不必要に出歩かないなど一人ひとりの心がけによって感染リスクをぐっと下げることができると私は思います。

また、この時期は季節の変わり目でもあり気候が安定せず、体調を崩しやすいですが、対策をしっかりと行い、病気に負けない体づくりをしましょう!!