こんにちは!ハマリスタッフの山田です。
ちょっとした付け合わせに大人も子どもも喜ぶ、コールスロー。
キャベツは安定して手に入るし、バリエーションも豊かな、家庭の強い味方。
人気メニューだけにたくさんのレシピが存在しますが、このコールスローに、きんかんを加えたレシピをご紹介します。
意外に思われるかもしれないですが、きんかんの甘みと苦みがとってもおいしい!
さらにおいしいだけじゃなく、栄養の面でもとっても効果的なんです!
ちいさな柑橘類、きんかんの栄養についてもご紹介!
あかちゃんのぶんはひをとおしてね。
きんかんとは
きんかんは「金柑」と書かれるように、金色のようなオレンジ色の小さな柑橘類。
ミカン科キンカン属の果物です。
きんかんの旬は冬で、1月中旬~3月上旬に、完熟のきんかんが多く出回ります。
きんかんたまたまとか、よく見かけるね!
小さくても栄養いっぱい!きんかんパワー
きんかんは小さくても、栄養がいっぱい。
ビタミンCやビタミンE、ポリフェノ-ルの一種のヘスペリジン、β-クリプトキサンチンなどが含まれています。
これらの成分はすべて、強い抗酸化作用を持っています。
ビタミンCの含有量はレモン果汁とほぼ同量で、100g中49mg!
イチゴと同じく、きんかんも丸ごと食べられるので、この量はすごいですね。
ビタミンCを守る!ヘスペリジンがすごい
きんかんの栄養の中でも特に注目したいのが、ポリフェノールの一種であるビタミンP(ヘスペリジン)。
「ビタミン様物質」と呼ばれ、体内でビタミンによく似た働きをする成分です。
ビタミンP(ヘスペリジン)の主な作用としては、毛細血管の強化、血流の改善、抗酸化作用、高血圧の予防などがあります。
そしてそして、ビタミンP(ヘスペリジン)には、さらにうれしい働きが!
熱や光などの外的刺激により、壊れやすいビタミンC。
ビタミンP(ヘスペリジン)は、そんな弱いビタミンCを守り安定化させる働きがあるのです。
ビタミンCとビタミンP(ヘスペリジン)を一緒に摂取することで、ビタミンCの利用効率のアップが期待できます。
このビタミンP(ヘスペリジン)は、柑橘類の皮の部分に多く含まれます。
たとえばみかんに含まれるビタミンP(ヘスペリジン)は、皮や白いスジに多く含まれます。
柑橘類を表皮ごと食べることはなかなかないけど…きんかんなら!
皮ごと食べるきんかんはビタミンP(ヘスペリジン)の摂取にぴったりなんです!
▼ビタミンP(ヘスペリジン)について詳しくはこちらの記事をチェック👇
ビタミンPすごい!
キャベツときんかんで、ビタミンPとCを同時摂取!
コールスローにきんかんをおすすめする理由
丸ごと食べてもおいしいきんかん。
でも、その食べ方だけではもったいない。
細く切ったり、スライスしてサラダに入れても、とてもおいしいんです。
コールスローに入れれば、キャベツのビタミンCと同時にビタミンP(ヘスペリジン)を摂取できます!
キャベツの調理方法にも気を付けつつ、おいしいコールスローを作りましょう!
おすすめレシピ キャベツときんかんのコールスロー
キャベツときんかんのコールスロー🍊
【材料】
・キャベツ……1/8個
・きんかん(大きめ)……5個
・マヨネーズ…大さじ2杯
・酢(リンゴ酢、なければ米酢)……大さじ2杯
・ヨーグルト……大さじ1杯
・塩……適量
【作り方】
①キャベツを切る
②塩をして水けをきる
③きんかんを切る
④和える
たったこれだけ!
では作り方を詳しく見ていきましょう。
- ① キャベツを切る
- キャベツは千切りにします。
葉をばらして、キャベツの葉脈と垂直になるように切りましょう。厚みと幅が均一になり、写真のようにふんわり柔らかいせん切りに仕上がります。芯の部分も甘味があっておいしいので薄く切って使いましょう。
年中売ってるキャベツですが、とくに春キャベツは柔らかくておすすめ。
キャベツがチリチリになるように切ればいいんだね
- ② 塩をして水けをきる
- 水にさらすとビタミンCのが流出してしまうキャベツ。
おススメは塩をする方法。塩を振って5分ほど置き、水気をしぼります。
こうすることで和えた後も野菜から水が出ず、翌日もおいしくいただけます。 - ③ きんかんを切る
- 洗って水けをとり、横半分に切り、つまようじなどで種を取り除きます。
切り口を下にして、1~2ミリ幅にスライスします。
- ④ 和える
- ボウルにマヨネーズ、とヨーグルト、リンゴ酢、きんかんを入れ、水気を絞ったキャベツを和えます。
塩で味を調えて出来上がり。
お好みで酸味を調整してください。リンゴ酢だとまろやかに、米酢だとすっきり仕上がります。
ハムやニンジンを加えたり、手作りならではのアレンジを楽しんでください!
おいしいだけじゃなく栄養も摂れちゃうなんて、きんかんすごい!
まとめ
酢やマヨネーズの量を調整して、好みの味をみつけてくださいね。
多少サラサラでも大丈夫!市販されているものは、水分が出ないように添加物などが加えられている場合もあります。
コールスローのほかにも、同じように塩をして水けをしぼった大根、酢と、細切りにしたキンカンを合わせるのもオススメ。
簡単なますの出来上がりです。
キンカンはペクチンも豊富なので、少しトロッとしておいしいんです!
生でいただくだけじゃないキンカン。フル活用して栄養もたくさん摂りましょう!
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