今年は新型コロナウイルスの影響もあり、ずっとマスクを着けていたため例年と比較して花粉症によるくしゃみや鼻水に悩まされなかった方も多いのではないでしょうか?
(私も花粉症を含むアレルギー症状に悩まされていますが、今年は目のかゆみや涙のほうが辛く感じました。)
春だけでなく秋などの季節にも花粉症になる方は多く、一年中辛い日々が続きそうです。
今回のブログでは、今年の花粉飛散状況の話から、花粉症への対策、花粉に効果がある甜茶のお話をしたいと思います。
今年の花粉は昨年の3倍も飛んでいた!花粉最新情報
花粉の飛散量は、前年の夏場の日照時間(=雨が少ないと日照時間が多くなり雄花の成長が促進される)、気温(=気温が高いと雄花の成長が促進される)によって決まるといわれています。
去年は、気温が高かった割には日照時間があまり長くなく、雄花の成長には適していなかったようですが、2020年の飛散量が少なかったため、前年と比較すると3倍もの飛散量となったようです。
今年も例年に比べて気温が高い傾向が続いているとの事で猛暑となる可能性が高く、来年の花粉飛散量にも影響してきそうなため悩みは尽きそうにありません。
花粉症を予防するうえで大切で基本的な対策
以前のブログでもご紹介した通り、花粉症は文字通り、「花粉」がもとで起こるアレルギー反応(くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど)を指します。
花粉症はすべての草花で起こるのではなく、主に「花粉が大量に飛散する風媒花(ふうばいか:風によって花粉を運ぶ種類の草花。)」で起こるといわれています。
そのため、飛散時期は地域によって異なりますが、以下の草花が花粉症の原因になりやすい植物とされています。
2~4月:スギ、ヒノキ
5~8月:イネ
9~10月:ブタクサ、ヨモギ
花粉は有害なものではありませんが、大量に体の中に入ってこようとする花粉を、カラダが有害なものと誤解して外に押し出そうとして、くしゃみや涙といった生理現象が起るのです。
そのため、予防策として最も有効なことは「カラダに花粉を触れさせない」こととなります。
よって①:マスクをつける、②:玄関で服をはらう③:掃除をする、④:部屋の湿度を40~60%に保つといった、花粉を「触れない」、「家に入れない」、「舞わせない」対策を徹底することが大切となります。
花粉症のために続けて摂りたい食材、甜茶(てんちゃ)
花粉症に効くとされる食材として有名な食材に、甜茶(てんちゃ)があります。
甜茶に関しての説明や効果に関しては、以前のブログで紹介いたしましたが、これは花粉症に限らず様々なアレルギー症状にも当てはまります。
甜茶の効果に関しては様々な臨床試験が行われており、花粉症患者に対して甜茶エキスを含む飴を1日80mgを4週間摂ってもらうことで、半数以上の方が症状が改善したと回答したという報告があります。
さらに花粉が飛散する2週間前より引用を開始していた場合、花粉が飛散してから引用を開始した人と比べてより改善効果が高かったという報告もあります。
花粉症の症状が出る前から予防として甜茶を飲んでみてはいかがでしょうか?
まとめ
花粉症になる花粉は季節的なものではなく、冬場を除く全季節で見られるためしっかりとした対策が欠かせません。
花粉症だけではなく、様々なアレルギー反応と上手に付き合っていくためにも、しっかりとした対策や食生活の見直しなどを行い、スッキリとした毎日を過ごせるようにしましょう!
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