亜鉛をどれくらい摂ればいいのか、効率的に吸収できる摂取方法を紹介します。
筋トレでの亜鉛の効果
亜鉛は体内に約2000㎎存在するミネラルの1種で、タンパク質と結合して体の様々な部分で働いています。細胞の材料としても必要不可欠な材料の為、代謝の量と比例して必要量が増加します。
筋トレを行うとき、体内に十分な亜鉛の量が貯蔵されていると、傷ついた筋組織や骨の修復、及び新陳代謝がスムーズに進み、筋トレの効果を感じやすくなるのです。
亜鉛が不足しているときに筋トレをすると、体がエネルギーを生み出しにくく、疲れやすくなっている状態での筋トレは、筋組織の回復が遅くなり、効果が出にくくなります。
亜鉛不足は免疫力も低下させるため、体調不良につながる可能性も高くなります。
亜鉛を上手に摂取する
亜鉛は体内で作ることができない成分です。食品やサプリメントで摂取する必要があります。また、長時間体内で貯めておくことができないため、こまめに摂取する必要があります。摂取量については、厚生労働省で推奨もされています。
亜鉛を多く含む食品はたんぱく質が豊富な食品です。
牡蠣が代表的ですが、赤みの肉や魚介類、大豆製品も亜鉛の供給源として重要です。
特定に食品に偏らず、様々な食品を組み合わせて摂ることが効果的です。
亜鉛の吸収が良くなる組み合わせ
亜鉛+タンパク質+ビタミンC
亜鉛が吸収されやすく、効果が期待できる大きい組み合わせです。筋トレでカラダを
大きくしたいとき、回復を早めたい時にはこの組み合わせをお薦めします。
亜鉛+ビタミンA
ビタミンAは亜鉛の吸収を高め、亜鉛はビタミンAの働きを助ける相乗効果が期待できます。抗酸化作用もスムーズに働くようにしてくれるため、筋組織の修復に効果的です。ビタミンAが豊富な食品は、レバー、緑黄色野菜(ほうれん草、ニンジン)などがあります。
インスタント食品やレトルト食品、ファーストフードなどの加工食品に含まれる食品添加物の中に亜鉛の吸収を妨げるポリリン酸、リン酸塩等が含まれることがあります。
加工食品に偏らず、バランスの良い食事を意識しましょう。
また、飲酒をすると、アルコールを分解するときに、酵素の材料の一つとして亜鉛が消費されます。体内の亜鉛を排出してしまうので、過度な飲酒は控えたいですね。
まとめ
亜鉛は日常生活にもトレーニングにも必要不可欠なミネラルです。自分に必要な量は食生活で、足りない部分はサプリメントで補いましょう。過不足なく摂り続けることで、日常生活にもトレーニングにも嬉しい変化が出てくるかもしれません。
トレーニングをより快適に、無理なくこなすための基本として、亜鉛を積極的に摂取しましょう。
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