最近、「料理の味付け変えた??」とご家族などから言われたり、「何を食べても、味付けがどれも同じに感じる・・・」など、ご自身で感じたことありませんか?
その症状、もしかしたら”味覚障害”かもしれません。
”味覚障害”は知らない間に進行し、味がしないなーと気付いた時には症状がかなり進んでいることも。
少し前までは年配の方などで多くみられた症状でしたが、最近は10代や20代の若年層の方でも発症される方がおられます。
あなたは食べ物の味、ちゃんと感じていますか?
あなたは大丈夫?!味覚障害チェック!
- 何を食べても味がしない
- いつもと違う味がする
- 調味料の減りがいつもより早く感じる
- 食べていない時も、口内に苦味がある
- 塩味が美味しいと感じられなくなった
- 甘い・酸っぱいなど、感じなくなったものがある
あなたはいくつ当てはまりましたか??
一つでも当てはまるあなたは、味覚障害の可能性があります!!!
味覚障害が発症する原因とは?
味覚障害と言っても、様々な症状がみられ、そして、原因があります。
◎加齢による味覚機能の低下
加齢が原因となり、味を感じるための機能の低下により味覚障害を引き起こしてしまう方が増えています。60代~70代ぐらいからその症状を訴える方が多いと言われています。
◎偏った食生活
コンビニ食やファストフードなどが好きな方に多く見られる症状です。
食事のバランスが偏ることで、人が1日に必要とされる亜鉛の摂取量が不足し、舌の表面にある味を感じる味蕾(みらい)という部分の新陳代謝が十分に行われなり、味覚障害となってしまうことがあります。そして、食物添加物などが多く含まれる食べ物を多く摂ることで、亜鉛の吸収を妨げてしまうこともあります。
(全ての食品添加物がそのような影響を及ぼすものではありません。)
◎風邪などの鼻詰まりによる嗅覚の低下
風邪や鼻炎などが原因で鼻水や鼻づまりの症状が出てしまい、食べ物の味が分からなくなることもあります。これは嗅覚の機能が低下していることで起こっていることが多いため、風邪などの症状が治まると機能も回復します。
◎薬などの副作用
ある一定の種類の薬を飲んでおられる方にみられる症状です。
薬の影響で亜鉛の吸収が妨げられ、発症することが考えられます。
◎口腔内の疾患(ドライマウスなど)
あなたは唾液で口が潤っていますか?
口の中が乾燥(ドライマウスの症状)していると、味を感じる味蕾(みらい)の働きが弱くなってしまう事もあると言われています。
私・・・味覚障害かも!そんな時はどうすればいいの??
上記のチェックシートに沢山当てはまった方も安心して下さい。
味覚障害は治療をすることで改善することもできます。
①食事やサプリメントを摂取する
1日に必要な亜鉛の量は約15mg。日本では多くの人が不足しているといわれています。
魚介類のカキやゆで卵などの亜鉛が沢山含まれる食材をしっかり摂ることを心掛け、できる限り食品添加物の少ない食事をすることを意識してみてください。そして、亜鉛が効果的に働くためにはビタミンやミネラル、たんぱく質も大切!バランスの良い食生活を心掛けてみたり、身体のためにサプリメントを使って補うこともおススメですよ。
②風邪や鼻炎による症状を薬で治療する
風邪や鼻炎が原因だと思われる時は、まずはその根本原因を改善するための治療を行ってみてください。
それでも治らない時や原因が分からないなーとなってしまった時は、早めに病院へ受診して下さい。
まとめ
「もしかして、私もそうかもしれない・・・」と心当たりがある方が多くいらっしゃると言われる味覚障害。
誰にでも起こり得ることだからこそ、普段の食生活でバランス良く食べることや味を感じる細胞、”味蕾(みらい)”の活動を活発にするために必要な『亜鉛』を摂ることで、予防することもできるので、是非、積極的に摂り入れてみてください!!
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