子どもを授かりたいと願っていた人が「おめでとうございます!ご懐妊です。」お医者様にこう言われたときの嬉しさは格別ですね。
元気で、健康な赤ちゃんを産みたい!という望みは万国共通です。そして嬉しさがいっぱいですが、色々な不安もたくさん頭をよぎります。でも大丈夫。「母は強し!!」ですよ。
これまではあまり食べるものを気にしていなかった方も、赤ちゃん第一の食生活を考えますよね。
そこで妊婦さんはもちろん、授乳中のお母さんや未来のお母さんにもしっかり摂って頂きたい「亜鉛」のお話しです。
妊婦の体は変化する
当たり前過ぎることですが、妊娠すると女性の体は色々な変化をします。見た目は当然ですが、食べ物の好み・味覚・嗅覚も変わります。
妊娠中は「亜鉛」が不足しがちです。それが味覚変化の一因でもあるのです。
これは体験談なのですが、一人目の子の妊娠中 つわりはほとんどなかったのに、生魚の匂いがダメになってスーパーの鮮魚売り場も避けていました。それが二人目の子供の時はお寿司が食べたくて食べたくて。出産にはお金もたくさんかかるので節約しなければならないのに、主人に内緒でこっそり食べていました(^^ゞ
特に必要な栄養素「亜鉛」
妊娠すると胎盤を通して赤ちゃんに栄養を送ります。赤ちゃんの成長には、亜鉛・鉄分・銅といったミネラルが不可欠です。そしてこれらは母体から優先的に赤ちゃんに送られます。
そのため、妊婦さんはミネラルが不足し、貧血になりやすくなってしまうのです。貧血症の妊婦さんに鉄剤だけではなく、亜鉛製剤(ポラプレジンク)を一緒に投与すると貧血は著明に改善されたという調査結果もあります。
厚生労働省によると、亜鉛の1日摂取量目安は成人女性で約9mgとされていますが、妊娠中・授乳中は亜鉛の必要量が増えるので通常より2mg多く摂ることを推奨しています。しかし国民健康・栄養調査では90%の妊婦さんたちが亜鉛不足という結果が出たそうです。
赤ちゃんの成長にも不可欠な「亜鉛」
「亜鉛」は細胞分裂を促し多くの酵素活性に関与しているので、活発に細胞分裂を繰り返しているお腹の赤ちゃんの成長にも必要です。
母体に亜鉛が足りない状態では、低身長、低体重などのリスクが出てきます。また、生まれた後にも重要な赤ちゃんの免役抗体を造るのに欠かせないのが「亜鉛」です。
生まれる前だけではなく、生まれた後も必要な「亜鉛」をしっかりと摂ることが大切です。
まとめ
お腹の赤ちゃんはホントに容赦なく、母体から栄養を奪います。
それを喜びと感じるお母さんはすごいです。自分のため、赤ちゃんのために必要な栄養素をしっかり摂って下さいね。食事で摂るのは難しいとおもったら、サプリメントもお勧めですよ。
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