私は面倒くさがり屋なので、そのまま食べてしまいますが、たまにめちゃめちゃきれいに剥く人見かけますよね(笑)
実はあの白いスジ、とってしまうのは栄養的にとてももったいないんです!
今回は、そんなみかんのスジに隠された驚きの栄養成分をご紹介します!
・みかんの白いスジの栄養成分が気になる
・みかんの白いスジを取るべきか迷っている
・みかんの白いスジの正体を知りたい
みかんの白いスジには名前があった!その名も「アルベド」
実はみかんの白いスジには名前があります。その名も「アルベド」。
これは、ラテン語で「白さ」を意味しているそうです。みかんだけでなく、グレープルーツやレモンなどの他の柑橘類も、皮の内側にある白い繊維状の組織を「アルベド」といいます。
ちなみ白いスジを「アルベド」というのに対し、初めに剥く外側の分厚い皮を「フラベド」と言うそうです。
みかんの白いスジ、取る派?取らない派?
みかんの白いスジを全く取らない人は3割程度で、過半数以上の方が多少なりともスジをとってから、みかんを食べているようです。
みかんの白いスジは栄養たっぷり
豊富なビタミンと食物繊維
みかんのスジは、豊富なビタミンと食物繊維を含んでいます。
その中でも、ビタミンP(ヘスペリジン)と呼ばれるポリフェノール成分は、みかんのスジのように柑橘類の果皮や薄皮に特に多く存在しており、その様々な作用から注目を浴びています。
ビタミンPの含有量は食べられる中ではスジが一番多い!
ビタミンP(ヘスペリジン)の含有量は、外側の皮(フラベド)が最も多く、次いで白いスジ(アルベド)、その次が果肉の入っている薄皮で、一番少ないのが果肉、という順番になっています。
実際に、みかんの皮を乾燥させた「陳皮(ちんぴ)」は、血流改善や風邪予防の働きがあるとして漢方薬の原料として、今でも多く使用されています。
みかんのスジに含まれるビタミンP(ヘスペリジン)の作用
ビタミンPは冷え性やむくみ予防に効果的
ビタミンP(ヘスペリジン)の主な作用としては、毛細血管の強化、血流の改善、抗酸化作用、高血圧の予防などがあります。
ビタミンP(ヘスペリジン)の血流の改善による冷え性やむくみ予防、代謝機能の向上、免疫力の向上などは、女性や寒くなってきた季節にとても嬉しい効果ですね。
壊れやすいビタミンCを守る働きも
みかんなどの柑橘類に含まれるビタミンCは、熱や光などの外的刺激により壊れやすい性質があるのですが、ビタミンP(ヘスペリジン)は、そんな弱いビタミンCを守り安定化させる働きがあります。
そのため、ビタミンCとビタミンP(ヘスペリジン)を一緒に摂取することは、ビタミンCの利用効率をアップさせることが期待できます。
まとめ
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