公開日: 2021年8月19日 - 最終更新日: 2022年2月10日

夏の終わりからの体調不良は要注意

髙垣
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夏も終わりが近づき、秋へと移り変わってきます。季節の変わり目には体調を崩す人が増えたり、自分自身もなんとなく不調が続いたりしませんか。

気圧や気温の変化、秋に多くなる花粉の影響など、季節による体調の変化を知っておくと心強いはず。

秋に向けて意識しておきたい体調の変化についてまとめました。

頭痛、めまい、倦怠感―台風で増加する訴えの原因は

秋になると天候で気になるのが台風です。

台風による気圧の変化がさまざまな症状を誘発したり、悪化させる原因になることがあります。

●気圧の変化で注意が必要な症状

台風が多くなる時期は気圧の変化が激しく、台風が近づくと急激に低気圧に傾きます。そうなると、血圧や心拍が下がり、頭痛、腰痛や関節痛、喘息、めまいなどの症状が表れることがあります。

●低気圧への反応が症状として表れる

普段感じることはありませんが、空気には重さがあり、私たちは身体が外気圧に押しつぶされないように空気を押し返しています。そのため、外気圧に対して押し返す圧を調節する必要があります。

低気圧になると、身体は外気圧に順応して圧を下げようとします。その結果、小さな細胞のひとつひとつが膨張して拡張した血管や細胞そのものが周囲の神経や傷を圧迫し痛みを増強させます。これが頭の中で起こることが頭痛、痛みのある腰や関節の痛みを悪化させる原因です。

細胞が膨張すると、細胞壁の網目が広がり、そこから水分が細胞外に移動し、むくみやすくなります。

●予防・改善方法

外気圧の変化を変えることはなかなか難しいですが、気圧の変化で症状が悪化することを予測して前もって症状とうまく付き合う方法を身につけておくことが大切です。たとえば、仕事や外出時には症状を抑えることができるサプリメントを持ち歩いたり、天気予報をみて予定を組むなどです。

季節性うつ―涼しくなると表れるうつ症状

今年の立秋は8月7日なので、暦の上では既に秋に突入しています。最近は徐々に朝・夕が涼しく過ごしやすくなってきたと感じる方も多いのではないでしょうか。

その反面、気分が落ち込む、寝ているのに寝足りない、疲れやすい、異常な食欲があるなどの症状に悩まされることがあります。このような症状は、もしかすると季節性うつが原因の可能性があります。

季節性うつって?

季節の変動によって身体が感じる負担が原因となってうつ症状が引き起こされる場合、「季節性感情障害」(季節性うつ病)といわれます。

季節性のうつ症状は一般的なうつ症状と異なり、秋から冬にかけて症状が表れはじめ、春に向けて軽くなるという特徴があります。また、食欲が低下せず、過度のストレスがない状態でも症状が表れることがあるため、うつであると気付きにくく見過ごされることも多くあるようです。

日に当たらないことが原因

季節性うつの原因は、主に日照時間だと言われています。

秋にかけて大きく変化するのは気温や太陽光の強さ、日照時間です。秋から冬に向かうにつれて日照時間が減り、太陽光の刺激を浴びることが少なくなるために、別名睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンの元になるセロトニンの分泌が減り体内時計のリズムが崩れることが原因なのではないかと考えられています。

 また、気温の低下も身体に負担をかけ、結果的に自立神経の乱れを起こしてしまうことがあります。夏から秋に向けた急激な気温の低下や日々の気温差が激しくなると、自律神経の切り替えが正常にできなくなってしまいます。

職場環境の変化も要因に

秋になると人事異動などで職場の雰囲気が変わることも多くあります。そのため、新しい環境で身体が感じる負担も大きくなりがちです。

 このような、身体が感じる様々な負担が交感神経と副交感神経のバランスを崩す原因となり、自律神経の乱れにつながるのです。さらに、自律神経の乱れがもたらす不調は、体力低下、免疫力の低下も招く恐れがあります。

予防・改善方法

季節性うつを改善するためには、朝に日光を浴びることが大切です。それも朝9時頃までに浴びることがよいとされています。

花粉―長引く風邪症状は花粉が原因?

なかなか治らない風邪の症状がある方、この時期になると同じような症状が出るという方は、もしかすると秋に飛散する花粉が原因のアレルギーかもしれません。

花粉のアレルギーというと、春にかけて飛散するスギやヒノキの花粉が有名ですが、実はアレルギーの原因となる花粉は1年中飛散しているのです。秋に多くなるのはブタクサ、ヨモギ、カナムグラの「雑草」といわれるものです。

これらは春のスギやヒノキほど飛散量は多くないものの、アレルギー反応が出る方も多く、症状はスギやヒノキより強いとも言われています。

アレルギー症状の特徴としては、水溶性で垂れてくるような鼻水、喉や皮膚、目などのかゆみ、鼻づまりなどがありますが、症状のあらわれ方には個人差があり風邪と見分けが付かないような症状もあります。

風邪をひいたのだと思って風邪薬を飲んでいてもなかなか良くならず、ズルズルと症状が続く場合は秋の花粉によるアレルギーを疑ってみましょう。

まとめ

まだまだ暑い日が続くかと思えば、雨の日が長く続いたりと、体調を整えるのが難しい日々が続きます。

こんな時はサプリメントをうまく活用して体調管理をしていくのも良い方法だと思います。免疫力をあげて厳しい残暑、気候の変化を乗り切りましょう!

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髙垣

健康食品事業部ハマリの健康食品
営業職31年経験後、浜理薬品栄養科学株式会社に入社しました。 “得意先の懐に入り込 む!”をモットーに営業職を楽しんでいます。生まれも育ちも神戸。性格は我慢強いけど、アバウト。運動が大好きで、特に野球とバスケットボールが大好きです。様々なスポーツのアスリート方々にお会いするのが楽しみです。
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